立川市でもホットスポット !?

今日から師走です。ホントに冷え込んできましたが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、11月29日のことですが議員に以下のメールが送られました。

市議会議員 各位
       
高い放射線量の検出について


 市民から陸上競技場東側倉庫の雨樋から高い放射線量を検出したとの通報があり、市で測定したところ、雨樋下2箇所の高さ5センチメートルで毎時0.30から0.42マイクロシーベルト放射線量を検出しました。
市では、11月29日に表土を取り除き、土のう袋に入れて、敷地の別な場所に埋めました。
除染作業後の空間放射線量を測定したところ毎時0.11から0.12マイクロシーベルトまで下がりました。
  また、市のホームページへは、本日、公表を予定しております。


お問い合せ  環境下水道部環境対策課長 
       電話 523-2111 内線 2104


とうとう、というか。

やっぱり、というか。

東村山市東久留米市武蔵村山市小平市、多摩市や八王子市などで高い放射線量が検出されたケースが相次いでいたので、立川市でも…と思っていた矢先でしたが…。

立川市でもホットスポットの出現です。




11月24日に、市民から通報があり、翌25日に市が測定したところ、やはり高線量だったために、上記のメールにもあるように11月29日に除染作業をしたとのことです。

錦町6丁目の国立市との境のところで、あまり人が立ち入らない場所ですが、陸上競技場東側倉庫の雨どいが壊れていて直接水が地表に滴り落ちている場所と雨どいの排水が直接土壌に浸透している場所の2か所から高い放射線量が検出されました。
(浄水処理場が近いのでその関連もあるのかとも考えられますが…)


先日のブログに書いたように、すでに、立川市では、保育園、幼稚園や小中学校などを中心に、雨どいの下、滑り台の下、U字溝などの側溝付近などのホットスポット・ミニホットスポットと思われる場所を測定していく方針ですが、このホットスポットの出現により、さらにきめ細かい空間放射線量調査をおこなうべきでしょう。特に、今まで使用していいたドーズレイの簡易型放射能測定器は安定しにくく、測定時間がかかるので、より精度のいい測定器を購入すべきだと思います。当然、市民への簡易型放射能測定器の貸し出し制度もつくるべきです。

また、市は11月25日に高い放射線量を把握していたのに、土日を挟んでいるとはいえ、除染作業をおこなうまでに時間がかかり過ぎですし、報告も遅すぎるような気がします。

今後は、空間放射線量についての市独自の基準も設けて、除染や立入禁止などのルール化を早急にすべきでしょう。

12月市議会は2日から始まりますが、一般質問で質していきたいと思います。五十嵐の一般質問は12月7日の予定です。

2011年第4回市議会定例会一般質問者及び件名一覧(予定)のお知らせ


立川市陸上競技場の場所は以下にリンク

立川公園野球場・陸上競技場