保育園のミニ・ホットスポット 6か所を除染

立川市は、立川市の子どもの保護者たちからの要望や私など議員の再三の議会での要望を受けて、やっと重い腰をあげて、昨年末から、保育園、幼稚園、小中学校などの砂場、側溝・桝、雨樋の下、滑り台などの遊具の下などのホットスポットと思われる場所の調査を始めています。

すでに、保育園や幼稚園の一回目の調査を終えて、現在は小学校の調査に入っているようです。

立川市ではその地点から5センチメートルのところで毎時0.23マイクロシーベルト(0.23μSv/h)を超えると除染をすることになっています。すでに保育園の調査について公表されていますが、立川市の除染基準を超えたのは、


江の島保育園の雨樋の下で0.49μSv/h
柴崎保育園の雨樋の下で 0.39μSv/h
至誠保育園の雨樋の下で 0.72μSv/h
松中保育園の雨樋の下で 0.65μSv/h
あおば第二保育園の雨樋の下で 0.34μSv/h
小百合保育園の雨樋の下で 0.40μSv/h

と6か所もありました。すでに除染作業を終えていますが、もっと早く測定していれば、さらに高い放射線量だったかも知れません。

担当課に「6件も除染するところが出て、もっと早くやるべきだったと思いませんか」と聞くと、「雨どいのところで子どもたちがあまり立ち寄らないところでしたから…」という答えが返ってきました…。また、「簡易放射線量測定器の貸し出し制度をつくって、市民のみなさんにも測定してもらってはどうですか」と聞くと、貸し出し制度は未だにやらないとのことの答え…。

残念ですが、引き続き要望していきたいと思います。

立川市では、局所的な場所の空間放射線量測定にあたって、測定速度が速い簡易放射線量測定器を新たに購入していて、以前使っていた簡易放射線量測定器が余っている状況です。それを使えばいいのに…。

実は、小学校の局所的な場所の空間放射線量測定をすでに見学させてもらっています。除染する地点がたくさん出ていますが、次回あたりに報告したいと思います。


立川市のホームページへの関連リンク】

局所的な場所の空間放射線量測定結果について


各保育園と認証保育所の測定結果詳細 (PDF形式:56KB)


立川市における放射線量測定の基本的な考え方(2011年12月から) (PDF形式:63KB)