保育園の“給食まるごとセシウム検査”は「不検出」

“給食まるごとセシウム検査”の一回目の検査については、2012年1月13日に市内10園(羽衣保育園、高松保育園、江の島保育園、上砂保育園、中砂保育園、柴崎保育園、柏保育園、見影橋保育園、西立川保育園、栄保育園)で提供された給食等を対象に検査を実施されました。2月1日に立川市のホームページで公表されましたが、10園の保育園すべてでセシウムは不検出でした。

とりあえず、一安心ですが、この結果は、給食食材の産地公表(公立園)をすることになって、食材を購入する段階から気をつけているということと、調理の段階で食材を良く洗って、野菜の皮などをきちんと剥いて使っているという調理現場の努力のたまものであるとも言えると思います。

保育園については、とりあえず、公立を皮切りに、私立の認可保育園と検査をすすめていく予定で、すべての私立認可保育園で“給食まるごとセシウム検査”がおこなわれるようです。

しかし、私立幼稚園については、市が“給食まるごとセシウム検査”をやりますよという声はかけているようですが、未だに、やりますよと手をあげる幼稚園はないそうです(子育て推進課)。市が検査費をもって、事後のまるごと検査ならなんとかなるかなぁと思っていましたが、いろいろ難しい点もあるようです。食材費や運搬費も市が補助を出して、幼稚園でも給食まるごとセシウム検査ができないか、さらに市に働きかけていきたいと思います。


立川市のホームページ 関連リンク】

保育園の給食等まるごと放射性物質検査結果について


市内保育園の給食等まるごと放射性物質検査一覧(第1回).pdf (PDF形式:88KB)