今日までです!! 立川市第3期障害福祉計画(案)に対するパブリックコメント 至急 意見を!!


パブリックコメントとは、国民、都道府県民や市民などの意見、公衆の意見という意味ですが、行政が政策、制度や計画などを決定する際に、国民、都道府県民や市町村民などの意見を聞いて、意見・情報・改善案などを求める手続きで、その意見などを考慮しながら最終決定を行う仕組みのことです。


市民意見公募=パブリックコメントは、立川市でも2007年度から始まり、2011年度の1月16日までに、地域防災計画、図書館見直し方針、市民第3体育館の見直し方針、第3次基本計画策定、ごみ処理基本計画、高齢者福祉介護計画(骨子)などの51件の案件でおこなわれています。しかし、その51件のうち、全く意見の寄せられなかったものが10件、1件しか意見が寄せられなかったものが11件、2件しか意見が寄せられなかったものが6件、3件しか意見が寄せられなかったものが4件と、6割のパブリックコメントで3件以下の意見しか寄せられていません。


ちなみに、立川市では、広報で告知した後に、市ホームページや市の各施設で計画案などが閲覧できるようになっており、大体3週間ぐらいの期間で、意見を募集しています。


何度か市議会で、意見がたくさん寄せられるように改善を求めてきましたが、具体的な改善策はおこなわれてきませんでした。

政策や計画などの最終決定の前の意見公募ということから、なかなか、その意見が取り入れられなくて(意見に応じた変更がほとんどなく)、言わば、行政がアリバイ的に最後に意見を聴くという本質的な問題もありますが、やはり、活発な意見を寄せられるような改善は必要です。

実は現在も、立川市第3期障害福祉計画(案)に対するパブリックコメントを募集している最中です。期限は今日の28日までですが、昨日の夕方に、障害福祉課に「何件ぐらい意見が寄せられていますか?」と聞くと、その時点でゼロ件でした。

少し前におこなわれた高齢者福祉介護計画(骨子)へのパブリックコメントもゼロ件…。


ご関心がある方はぜひ意見募集をお願いします。まだ間に合います!!。 (3月28日まで)


【 関連リンク 立川市ホームページ 】

立川市第3期障害福祉計画(案)に対するパブリックコメントを募集します
https://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=8437


立川市第3期障害福祉計画(案)

◆計画案PDF(ルビなし) (PDF形式:2,500KB)
https://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/open_imgs/info/0000000099_0000027125.pdf


◆計画案PDF(ルビあり) (PDF形式:2,815KB)
https://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/open_imgs/info/0000000099_0000027124.pdf


◆計画案(テキスト) (その他の形式:98KB)
https://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/open_imgs/info/0000000099_0000027126.txt


【 提出先 】

立川市(たちかわし)福祉(ふくし)保健部(ほけんぶ)障害(しょうがい)福祉課(ふくしか)
190-8886 立川市(たちかわし)泉町(いずみちょう) 1156−9
電話(でんわ):042−523−2111 内線(ないせん)1521
FAX(ファックス):042−529−8676
Eメール(でんしめーる):shougaifukushi@city.tachikawa.lg.jp


以下は3月2日におこなわれた予算特別委員会の総務費の審査で、五十嵐がおこなったパブリックコメントについての質疑(要旨)です。


◆五十嵐 パブリックコメントについてお聞きします。
 資料を出していただきましたけれども、5年間で、51件のパブリックコメントをやっていますけれども、そのうち31件は3名以下なんです。51件のうち約6割でパブリックコメントが集まりにくい状況です。
 パブリックコメントガイドラインを見直して、どうしたらパブリックコメントがたくさん寄せられるようになるか努力をすべきですし、計画等の閲覧可能場所に相当ばらつきがありますから、すべての場所で閲覧できるようにして改革をすべきだと。
 例えば、図書館ですとか市政情報コーナーなどで、パブリックコメントについて説明し、パブリックコメントするための支援をすべきだと思います。この件について、ちょっと時間がありませんので、大霜副市長の意見をお伺いいたします。


○大霜副市長パブリックコメントでございますけれども、確かに件数が少ないというのは、市民参加の一つのツールであるものが活用されていないという状況がございますので、委員御指摘の点も踏まえながら、意見が出やすいような形、そういうものを検討してまいりたいと考えてございます。


◆五十嵐パブリックコメントについて、大体わかりましたけれども、本当にちゃんと分析して、もう5年たっているんだから、見直ししていただきたいと、要望します。