振り込め詐欺にご用心 !!


新聞などの報道によると、2011年の1年間の振り込め詐欺の被害総額は、前の年と比べ、3割近く増え、127億円以上。息子や孫になりすます「オレオレ詐欺」が再び急増しているようです。2011年のオレオレ詐欺の被害は、東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県に、7割以上が集中していて、高齢者が多額の金をだまし取られるケースが、大部分を占めるとのこと(被害者のおよそ9割は、60歳以上で、8割以上が女性)。

事前に「電話番号が変った」「携帯電話をなくした」など電話をかけてきて、子どもなどと直接連絡を取らないようにさせて、再度連絡してくるケースなど、その手口も複雑になっています。

この不景気にお年寄りを騙して虎の子であるお金をまきあげるなんて、ほんとに許せません。

被害に遭わないように、気をつけましょう!!


下記は、1月20日に配信された立川市の「立川見守りメール」の防犯情報です。還付金詐欺にも気をつけましょう。


立川市内に還付金詐欺犯人からのウソ電話が多数かかってきています!

本日(1月20日)、立川市役所の納税課や保険年金課、社会保険庁職員などを名乗る男からの不審なウソ電話が、立川市内の複数の個人宅に下記のとおり多数かかってきています。
なお、大半の電話の相手方はキムラという名前を名乗っているようです。

・納税課を名乗る職員から「あなたに還付金がある」と電話あり。不審に思い、何の還付金かを尋ねたところ電話が切れた。

・「医療費に関して還付金がある」という連絡を受け、生年月日・氏名・電話番号を教えた。相手方から「お客様番号」という6桁の番号を伝えられ、相手方が指定するフリーダイヤルの社会保険事務所に電話するように言われた。

・「医療費の過払い金があります。昨年の11月に通知を出してあり、12月が期限だったが連絡がないため、電話をした」と社会保険事務所の職員を名乗る者からの電話。折り返し、相手方が指定したフリーダイヤルに架電したところ、いきなり「口座番号の入力」を要求された。

・「過年度の医療費返還金がある」との電話。氏名・生年月日・通帳番号・電話番号を相手方に伝えたところ、コンビニのATMに行くように言われた。

ここで、皆様にお知らせします。
立川市の納税課や保険年金課では、ATMに直接行くよう要求したり、フリーダイヤルで口座番号の入力を要求したりすることは絶対にありません。
今回のように、身に覚えのない還付金の事実を告げられるなど少しでも不審点がある場合は、相手方の名乗る機関の連絡先をご自身で調べ直してその事実を確認してください。
ウソの電話だと判明したら、すぐに110番通報をしてください。
振り込め詐欺被害を1件でも減らすため、ご家族やご近所の方にもこのメールの内容をお伝えしていただきますようご協力をお願いいたします。

「立川見守りメール」配信 の登録方法などは下記へ
http://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/www/service/detail.jsp?id=1432


【追記】
昨年(2011年)の12月20日現在で、東京都内では1429件の振り込め詐欺が発生、その被害総額は26億3000万円にのぼっているそうです。立川署管内では38件も発生。(東大和署管内で14件、昭島署管内で10件発生) 

戸締り用心 火の用心 振り込め詐欺用心。 です。