母たちの声届く 全会一致で陳情採択 !! 

杉並区の小学校で、4月上旬まで敷いていた芝生の養生シートから、1キログラム当たり9万600ベクレルの放射性セシウムが検出。というニュース 。国が廃棄物処理できるとする「1キロ当たり8000ベクレル以下」をはるかに上回る数値です。

まさにホットスポットはどこに潜んでいるかわかりません。

見えない、匂いもない、誰も差別ぜずに影響をあたえる。

放射能汚染は、大地にしても、海にしても、街なかにしても、ひそかに進行しています。

さて、昨日の立川市議会・環境建設委員会で、放射能汚染を心配する立川市の母親たちのグループから6月の市議会に提出され、継続審査になっていた「市民のための放射能測定システム設置に関する陳情」が全会一致で可決されました。

この陳情には、1063名の追加署名が添えられたと報告されましたが、署名を集めた方々、署名をされた方々、また、採択を認めた環境建設委員会の委員(議員)のみなさんに敬意を示したいと思います。

特に、自民党の委員から、力強い賛成の意見が表明されたことは、率直に言って、感動しました。

この陳情は、特に、子どもたちが日々食べる給食について放射能汚染を限りなくゼロに近づける必要性を訴え、食品放射能測定システム(装置)を立川市にも整備してほしいという内容です。

まだ、最終日の本会議での採決が残っていますが、行政側には、環境建設委員会での全会一致での採択という結果を真摯に受けとめて、この陳情の趣旨に沿った対応を早急にしていただきたいと思うばかりです。

陳情が採択されるということは、大きく状況を変えることにつながりますが、実は「法的拘束力」はありません。

引き続き、給食食材を測定する機器を買ってという声や子どたちの放射能汚染対策の充実という声をいっしょに上げましょう !!

その声は、下記の立川市へのご意見コーナーへ。

https://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/www/opinion/input.jsp