ご存知ですか? 家具転倒防止器具の無料支給

減災・防災 知って得する! 地震対策

 東日本大震災のさなか、被害の大きさと原発の大事故に胸の痛い日々が続きます。

 さて、立川市で高齢者・障がい者世帯のみにおこなわれてきた家具転倒防止器具の無料支給が、一昨年(2009年度)から、一般世帯にも拡大することになり、2011年度は、4月1日から申請の受付がはじまっています。

 これは、東京都市長会・町村会が、地域振興宝クジの益金などを原資とする東京都区市町村振興協会の基金から20億円を家具転倒防止器具助成事業に充てることになったため、3年間の期限付きで実現したものです。東京都の26市13町村で2009年度から2011年度までの事業としておこなわれるもので、希望する世帯に上限15000円まで家具の転倒防止器具の購入費の助成をおこなうことになります。立川市の場合ポイント制で150ポイントまで無料で支給することになっています。

 阪神・淡路大地震の犠牲者の7割が家屋の倒壊か家具の下敷きになったためと言われ、新潟中越地震では救急搬送された人の負傷原因の4割が家具の転倒や落下物によるものと報告されていることから、五十嵐は、市議会で、家具転倒防止器具の無料取り付けの周知徹底や高齢者や障がい者世帯以外のひとり親世帯などの世帯にも、無料取付の対象を拡大を訴えてきました。

 もっと早くから市の独自財源でできるとよかったのですが、2011年度の募集枠は一般世帯1700世帯、高齢者世帯等400世帯で先着順と言うことです。一般世帯への無料支給は2011年度が最終年度となっていますので、必要な方は早めに申請をしてください。


いざという時 助けられる人から 助ける人へ


家具の下敷きになれば助けられる人になってしまいますが、備えがあって、下敷きにならなければ、けがもしませんし、助ける側になれます。


●対象 市内在住で住民登録または外国人登録をしている世帯。ただし、2009・2010年度に本制度の支給を受けた方を除きます。
 
●支給器具 家具を壁に固定する器具や、突っ張り棒、ガラス飛散防止フィルムなど9種類。
器具ごとに定められたポイントの合計がポイント150まで選択できます。
 
●申請書配布・申請受付 4月1日から。ただし募集世帯数に達した時点で締め切り。
 
●募集数 一般世帯 1700世帯 高齢者世帯等 400世帯
 
申請方法、支給器具一覧など、くわしくはお問い合わせください
電話 042-523-2111 立川市市民生活部住宅課・内線2562

立川市の関連ページ】家具転倒防止器具の支給申請を受け付けています。


希望する世帯に、家具転倒防止器具を無料で支給します。


■対象=市内在住で住民登録または外国人登録をしている世帯。ただし、平成21年・22年度に本制度による支給を受けた方を除く。


■支給器具=器具ごとに定められたポイントの合計が150ポイント以内で支給します。支給方法は、決定通知書を送付し、その後ご自宅に宅配によりお届けします。申請後お届けまでには概ね1か月程度かかります。


■申込書配布・申請受付=4月1日から。ただし、募集世帯数に達した時点で締め切ります。申請書の配布・受付は下記の場所となります。なお、申請書を、添付ファイルからダウンロードしていただき、持参または郵送していただいても結構です。


■募集数=一般世帯1700世帯、高齢者世帯等400世帯


■相談・取り付け支援=高齢者等世帯で器具の選定及び取り付けが困難と思われる世帯に対しては取り付け等の支援も行っています。


※高齢者等世帯


1満65歳以上の者のみで構成されている世帯
2要介護認定を受けている方がいる世帯
3身体障害者手帳の交付を受けている方がいる世帯
4愛の手帳の交付を受けている方がいる世帯
5精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方がいる世帯
6難病医療費助成を受けている方がいる世帯


◎申請書配布及び受付場所・市役所住宅課(市役所本庁舎2階53番窓口)
・窓口サービスセンター(JR立川駅北口)
・東部連絡所(若葉図書館に併設)
・西部連絡所(西砂図書館に併設)
・富士見連絡所(富士見町団地東側)
・錦連絡所(立川市民会館東側の簡易裁判所跡施設に開設)

 

【 家具転倒防止器具の種類とポイント 】
マグニチュード7(2本組)45ポイント

◆スキマブロック40ポイント

◆ふんばる君(2本1組 家具転倒防止坂)20ポイント

◆タンスガード2(2本1組)10ポイント

◆粘着耐震ゴム(透明耐震 4枚入り)15ポイント

◆とびら開閉防止器具(2組入り)10ポイント

◆ガラス飛散防止フィルム(平面ガラス用)20ポイント

◆L型家具転倒防止器具(2個組)30ポイント

◆L型金具(2個組)10ポイント