2009年 市民の力で “圧倒的な” 政権交代を!!

igaken502009-01-16


 大変遅くなりましたが、このブログでは、謹賀新年です。

 今年もよろしくお願いします。

 昨年は、安倍前々首相に続く福田前首相の突然の政権投げだしで、選挙をおこなうために麻生政権が誕生しましたが、解散総選挙は先送りされ続けています。しかし、2009年、今年9月には衆議院議員の任期が満了となり、必ず、総選挙がおこなわれる選択の年です。麻生政権の定額給付金をめぐる迷走や右往左往を見ていると、自民党の賞味期限切れは火を見るより明らかです(本当は森政権で末期であったと思いますが、小泉政権の誕生で延命していたと私は考えています)。

 とにかく、今年は、大量の派遣切りに象徴される貧困化問題や格差問題、アメリカ発の「金融恐慌」によってさらに顕在化したさまざまな日本の危機を解決していかなければいけません。そのためには歴史的な“政権交代”が必要です。

 年始にニュースやホームぺージで、下記のように書きましたが、この“圧倒的な政権交代”という表題が不評です。その意味がわからないと周りの身近な人たちから言われてしまっているのですが、その意味は、民主党を中心とする野党勢力が、これまでの自公政権の悪政にお灸をすえる意味でも、後期高齢者医療制度などを総選挙後すぐに廃止するためにも、市民の一票一揆で、選挙で圧倒的な勝利をすべきであるという極めてシンプルなものです。

 ここ数年主張し続けてきた“‭市民の力で政権交代”を今年こそ実現するために全力を尽くしていきたいと思います。

格差を是正し、貧困化をくい止め、人の命を大切する政治のために

圧倒的な政権交代

2009年 市民の力で変えよう

 解散総選挙に踏み切れない麻生政権を尻目に、アメリカではオバマ新大統領が誕生しました。この「チェンジ」の背景には未曾有な金融危機があったことは明らかですが、オバマの勝利は、ITを駆使した米国流金融資本主義によるマネーゲームや弱肉強食の行き過ぎた競争社会、さらに、戦争や軍事力による国際支配が立ち行かなくなり、新自由主義路線が大きく破たんしたことを示しています。

 日本でも、米国発の金融危機による景気の悪化と大量の派遣切りによって、非正規雇用の人たちの首を切られて住居から追い出されるという厳しい状況にさらされ、リストラの断行は正規雇用の人たちにも迫っています。

 そもそも、日本を、格差拡大、貧困化そして格差世襲とまで言われる世の中にしたのは新自由主義路線をとり、ブッシュ米政権に追随してきた小泉政権の責任です。一部の大金持ちや金融機関や大企業という勝ち組だけを優遇し、庶民には定率減税を廃止するなど大増税をおこなってきました。派遣労働を製造業にまで拡大し、労働者をすぐ切り捨てられる「モノ」扱いにしたのも、後期高齢者医療制度で老人を苦しめたのも、小泉元首相のもとで決められたことです。

 いま政治に求められている使命は、小泉新自由主義路線を改めて、格差を是正し、貧困化をくい止め、人の命を大切にすることです。

  官僚利権を徹底的に断ち切り、超高額所得者に増税し、不必要でムダな公共事業はやめ、軍事費も削減し、出産、子育て、教育、介護などの社会保障を充実させ、可能な限りのセーフティーネットを張ることが必要です。

 今年は、9月までには必ず総選挙がおこなわれます。一票という市民の力で、自公政権をたたきつぶす“圧倒的な政権交代”を。私もできる限り全力でがんばりたいと思います。

 また、市政においては、保育園の拙速な民営化や図書館への強引な指定管理者制度導入に引き続き反対してがんばります。

 今年もよろしくお願いします。

                          Power To The People Right On !!
 
                             立川市議会議員 五十嵐けん