条件付き一般競争入札など入札改革を実現!!
入札改革を止めるな !!
工事と委託で落札率が低下
8億8千万円の節約 2005年4〜8月


工事 97.4%( 99 年度)→→→81.8%( 05 年度 4 〜 8 月)

委託 97.2%( 01 年度)→→→88.6%( 05 年度 4 〜 8 月)


戦後最大級と言われる「橋梁工事談合」の記憶がさめやらぬ中、 東京都 の河川工事入札談合、成田空港官製談合などが次々と発覚。まさに、日本列島“談合天国”と言っても過言ではありません。

その一方で、談合がしにくい一般競争入札を大幅に増やすなど、入札制度の改革に取り組んでいる 宮城県 、 長野県 、横浜市広島市などは落札率が低下し、公共工事費の削減がはかられています。

さて、立川市の場合はどうでしょうか? 

私は、市議会で初めて市公共工事の高値落札の実態を明らかにし、談合をなくす入札改革を提案。 03 年に発覚した水道工事をめぐる立川市入札談合汚職事件も先頭に立って追及してきましたが、その成果もあり、今年の 8 月告示分から、立川市では予定価格 130 万円以上の工事や設計・測量等の一部の委託業務でおいて「条件付き一般競争入札」が導入されました。

「談合の温床」と言われるお役所の指名制が廃止となり、一定の条件をクリアすれば、どの業者も自由に参加できる仕組みになったわけです。

立川市公共工事の平均落札率は、 99 年度の 97.4 %から 05 年度 (8 月末日まで ) の 81.8 %へと 15.6 %低下し、今年度の 5 ヶ月だけで約 4 億円の節約。

また、委託契約においても指名業者数を増やしたり、市内業者だけでなく、市外業者を指名に加えた入札を増やした結果、平均落札率は 01 年度の 97.2 %から 05 年度 (8 月末日まで ) の 88.6 %と 8.6 %低下。今年度だけで約 4 億 8 千円の節約ができました。

全国市民オンブズマン連絡会議の『 2004 年度入札調書の分析結果についての報告』によれば、入札改革の進んだ 宮城県 レベルの落札率になれば、全国都道府県・市区町村関連の公共工事費の節約額は約 1 兆 1664 億円にもなるとのことです。

しかし、談合は繰り返しおこなわれていますし、一部の地方自治体を除き、談合が疑われるような高値落札が続いています。 立川市 が入札改革で、全国のトップランナーとして改革の先頭に立てるように、更なる入札改革のために全力を尽くしていきます。

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