一年が経つのはなんて早いんだろう。と、いつも思うのが大晦日。今年も大掃除をして、格闘技番組を見ながら年が明けようとしています。

今年を振り返ると、「人質になった」3人の若者を救えとイラクから自衛隊撤退を求める運動や年金未納問題に端を発した「小泉ヤメロキャンペーン」、夏は参議院議員選挙で沖縄出身のミュージシャン喜納昌吉さんを支援、9月は神奈川県座間市議選支援、11月は沖縄県那覇市議補選などに駆け回り、市議会では入札談合汚職事件の追及などでアッという間に過ぎてしまった感があります。

2005年度予算の財務省原案によると、国と地方の借金は05年度末で774兆円までに膨らみ、国民一人あたりの借金は606万円。国債の利払いだけで8兆9000万円。1日に243億円、1時間に10億円もの利息が生じることになると言います。まさに、利息もアッという間に増え続けます。

税金のムダ使いが大きな借金を生み出し、そのツケは庶民に…。この構図は来年もさらに国民への痛みを増して続きそうです。メッキの剥がれ落ち、色が褪せきった小泉首相政権交代をさせるような市民の力が必要です。