26日は、アッという間に過ぎ去ったという感が拭えない3月議会の最終日。補正予算など議案審議と採決、各委員会に付託されていた請願などの採択・不採択への賛否の採決、2004年度の予算などの採決などがおこなわれました。補正予算には賛成しましたが、2004年度一般会計予算には反対。また、市民から出された「安心して老後を暮らせるように公的年金制度確立を願う請願」や「東京都住宅供給公社住宅の家賃値上げ反対についての請願」や「『日の丸・君が代』の押しつけ反対に関する請願」などを採択すべきであると考え、不採択とすることに反対しました。

今議会で、市長選挙で清水前収入役を応援した「自民党改革クラブ」がほぼ与党に戻ってしまったようです。「5期20年は(82才)は長すぎます! マンネリ・停滞市政を打破!!」と威勢よく訴え、多選の弊害、談合疑惑、職員の士気低下、青木市長の公私混同問題など指摘・批判を繰り広げていたのに、その「マンネリ・停滞市政」の予算に1年も経たないうちにもう賛成してしまうとは? さらに、入札談合・汚職事件で「談合疑惑」が疑惑ではなく現実のものとなり、青木市長自身の談合・不正への関与の疑惑も晴れないうちから、与党に戻るのがチョット早すぎませんか?? でも、よく考えてみれば、選挙のときは批判してましたが、その前からずっと、4期やってきた“多選”の市長を支えてきたんだからしょうがないか??? 市議会議員と言えども政治家なんですから言葉を大事にしてほしいと思います。

さて、議会の終わりに今年度をもって、市民部長、福祉保健部長、教育次長が退職されるということが報告され、ご挨拶がありました。ちょうど現在35歳の私が生まれた前後に市役所に入った話などがされました。行政をチェックするという立場から、若輩者である私が人生においては大先輩である方々に生意気にもご無礼な対応をしてしまったことがあったかもしれません。そのようなことがありましたら、そのご無礼をお許しください。しかし、毎年この人にはまだその職に残ってもらい改革を続けてもらいたいという方(部課長)がいますが、僭越ながら、今年もそう思います。退職される皆さんの御多幸をお祈りいたします。