これじゃ日記じゃないって、そうですそのとおり…。早く追いつくように書きます…。とりあえずここ2週間のあれこれです。

【3月3日】

午前10時から、市の「入札事件再発防止調査委員会」を傍聴後、2月27日に「立川自衛隊監視テント村」の3名が自衛隊の官舎に「イラク反戦を訴えるビラ」を配ったというだけで不当に逮捕された問題で、大沢豊立川市議と重松朋国立市議が呼びかけた抗議の「共同声明」に名を連ね、記者会見が立川市役所でおこなわれたので参加しました。

反戦ビラ」の内容は「自衛官・ご家族の皆さんへ 自衛隊イラク派兵反対! いっしょに考え、反対の声をあげよう!」というもの。実は昔私も栄町にある官舎の団地に選挙関係のチラシを入れたことがありますので他人事ではありません。ビラというかチラシをまいただけで3名を不当逮捕し、6件の家宅捜索をおこなうとはどういうことでしょうか???これは憲法が保障した人権や言論の自由表現の自由、思想の自由を侵害するものに他なりません。まさに、言論弾圧。戦前の治安維持法下の暗黒社会を思わせます。民主主義の危機です。決して日本を自由のない監視社会にしてはいけません。皆さんも声を上げてください!!!

【3月5日】

市議会本会議、市長の予算説明に対する代表質問。今回は一人会派からは生活者ネットの坂下議員の順番だったので、出番なし。一人会派ですと3人以上のグループを組んだ上でやっとその中の一人が代表質問をできるということになっています。まだまだ立川市議会の少数会派へのハードルはたくさんあります。

【3月8日から12日】

3月10日に、入札談合・汚職事件の白井プラミングの白井被告の公判を傍聴。そのほかはずっと予算特別委員会を傍聴。8日から12日まで連日午前10時から午後7時過ぎ8時過ぎまで。一人会派からは大沢議員が委員として出ていました。委員ではなくとも傍聴していてその場でわからないことがあると、休み時間に担当課長に「これはどうなっていますか」と聞きまくっていました(答えて頂いた担当の皆さん休み時間を削って答えて頂きありがとうございました)。
白井被告の公判の論告で検察側は、「談合が繰り返しおこなわれてきており、自由な価格競争の機会が奪われ、言わば市民の税金のムダ使いで利益をはかってきた」「構造的談合の一翼を担い、『談合はなくならない』と発言するなど真摯(しんし)な反省があるのかと思わせる証言をしている」と指摘。白井被告に懲役1年6ヶ月が求刑されました。

【3月15日から19日】

15日、議会の「入札事件原因究明と再発防止調査特別委員会」で質問追及。3月2日の緊急質問で聞ききれなかったことなどを質問。次回の3月31日の特別委員会が、岡部・大野木両被告の裁判と重なるので、31日に行政視察という形で、特別委員会で裁判を傍聴にいけないかと要望するも全会派の委員から反対され、実現しませんでした。ん〜残念。

16日は文教委員会を傍聴していましたが、読売新聞立川支局に立川市立新生小学校の機械設備工事の制限付き一般競争入札で落札業者が決まっているという談合情報が寄せられた件で、市側は入札参加業者に誓約書を提出させただけで、そのまま17日に入札をおこなうということだったので、急きょ、立川市競争入札業者選定委員会委員長である豊田和雄助役に、少なくとも入札参加業者への「事情聴取」をおこない、事実確認をするまでは入札を延期すべきという要望書を提出。要望書提出後、少しすると契約課長から、17日の入札は延期し、業者に「事情聴取」することになったと電話連絡がありました。こんなことは言われるまでもなく、はじめから厳正に対処すべきではないでしょうか。事件があったばかりなんですから…。おかげで文教委員会をキチンと傍聴できませんでした。また、不備だらけの「立川市談合情報対応マニュアル」を早急に改正すべきです。

17日、厚生委員会を途切れ途切れ傍聴。16日にいきなり、談合に加担していたとされる20社の指名停止処分が決まったので、15日の議会の特別委員会で報告もしないのはおかしい、議会軽視ではないかと中島特別委員会委員長に、特別委員会を開いて市側の報告を受けるべきと要望。結果として、3月18日の総務委員会の始まる前に特別委員会を開き、市側の報告を受けて、その質疑については3月24日におこなうことになりました。

18日は総務委員会にて質疑。請願や新庁舎の問題などで質問。19日は入札談合・汚職事件の冨士設備の富沢被告の裁判を傍聴後に環境建設委員会を傍聴。紹介議員になっていた「東京都住宅供給公社住宅の家賃値上げ反対についての請願」が不採択になってしまい非常に残念。採択に賛成したのは共産党の委員さんだけでした。

富沢被告の裁判では、求刑どおり、懲役1年6ヶ月の有罪判決が下されましたが、実刑でなく、5年の執行猶予がつきました。判決の中で、裁判長が「長年にわたって談合が繰り返され、一部の市議・市職員との癒着がうかがえる」と言っていました。私はこの裁判長の言葉は重いのでは感じています。この癒着がうかがえる市議とは誰なのか?大野木被告が証言したとおりの議員なのか?さて、まだまだ事件の究明が必要です。ガンバリます。