またまた、またまた、忙しさにかまけて日記をだいぶサボってしまいました。すみませ〜ん。反省しています。遅れましたが順次日記をアップしていきます。

さて、3月1日は入札談合・複合汚職事件で逮捕、起訴された元砂川支所長岡部被告と前規約課長大野木被告の公判があり傍聴。ホームページのトップページで書いたとおり、大野木被告の被告人質問で、次から次へと出てくる市議の実名と業者の実名。不正指名の実態!?。大野木被告の弁護人からは「立川市役所は談合の巣窟と化している」という言葉まで飛び出しました。まるでドラマのようでした。いつも傍聴しながらノートのメモをとっているのですが、この日の書き込みは22ページにも及びました。

大野木被告が契約課長就任時に前任者の畠山被告(前総務部長)から引継ぎで言われたこと。

水道工事で協力   A市議(岡部被告の叔父の元市議故人)。
土木建築工事で協力 B市議(現職)。

畠山被告のノートに業者選定の指示を受けているとしてA市議、B市議の他に
C市議(現職)も登場。

委託業務については、清掃業者D社のE社長から談合に参加しない業者を入れないよう指名選定の要請を受ける。

さらに、委託業務でF党の市議ほぼ全員(現職)から、またJ市議(現職)、K市議(元職と思われる)から複数メモを受け取り業者名が書いてあった(畠山被告を通してのことかどうかは不明)。大野木被告からすると複数の請託を受けたということ。

道路補修工事(単価契約)と市道北26号線道路補修工事で、畠山被告が市長の指示と言って、渡してきた不正指名を指示するメモどおり指名すると、指名からもれたL社(前者の工事)とM社(後者の工事)から抗議を受け、大野木被告は助役と相談の上、指名業者数を増やし、L社やM社も入れて、それぞれの指名をやり直してことなきを得るが、後者の工事の件で、大野木被告は市長に呼ばれ「(一度決めた入札を)変更するのは良くない。N社から抗議の電話がかかってきて迷惑している」と言われた。

岡部被告のへの被告人質問では、工事の件名や工事の詳細な時期(主管課から契約課に持ち込まれる時期)や設計価格などの情報を、O課長(当時環境下水道部)、P課長(当時環境下水道)、Q係長(当時都市建設部)の3人から聞きだしていたことを岡部被告自身が認めました。O課長から6件、P課長から5件、Q係長から2件情報を入手したとのこと。

その他に、大野木被告の弁護人の陳述で、ある議員からM社が抗議した工事の案件で「(指名の)やり直しにN社は入っているか」と電話があったとのことが述べられました。これが3月1日の公判の概要です。なお、アルファベットの表記は後に市側が説明しているものと統一をはかるために変えましたので、トップページの表記と異なりますのでご了承ください。でもこれ以上登場してくる人が出てくるとアルファベットがなくなってしまいますね…。

市議の関わりは、

工事関係で A元市議、B市議、C市議。
委託関係で F党(ほぼ全員)、J市議、K市議(元職か)
と最後に出てきたある議員。

市長と助役の関わりはどうなのか???

裁判の傍聴を終えてすぐに市役所へ。3月2日から始まる3月議会。市長の見解を問うために緊急質問の通告しました。

本来ならば、実名で書いてもと思いましたが、大野木被告とその弁護人が証言や陳述していることであり、真偽のほどが不明なので、アルファベット表記にしました。ウワサなどで長年に言われてきたことと合致している面もあり、信憑性も高いのではと私は思いますが…。このことが事実でなければ、反論も出てくるし、名誉毀損で訴える人も出てくるでしょう…???