28日、午後2時からアミューたちかわ(市民会館)へ。新庁舎建設市民100人委員会提案発表会に参加しました。市民案(素案)の発表の内容自体はすばらしいものでしたが、これを実現するためにはいくらかかるのかという思いはぬぐいきれませんでした。前にも書いたことがありますが、私の新庁舎建設への考えは質素で実用的かつ頑丈であれば良く、「“豪華”新庁舎ならいりません」ということです。市が示している新庁舎建設費85億円を高すぎると思っている私としては、やはり、市の財政的な事情を加味して、さらにその素案の中で本当に必要なものかどうかという精査が必要なのではないかと思います。また、これから職員の数を削減していく計画がありますが、そうすると本庁舎に勤務する職員も当然減るわけですから、それを見越して新庁舎の規模を見直すような検討はなされたのでしょうか。

この発表会の最後に参加者との質疑応答がありましたが、そのやり方に私は違和感を感じました。参加者にまず質問を記入させて、回収し、それを委員長である大学教授の先生が選んで読み上げたもの(取捨選択したもの?)に市民委員の方々が答えるというやり方でしたが、これって、民主的なやり方だったんでしょうか??私は少なくとも質問や意見したい人に挙手してもらい、直接市民委員の方に聞くスタイルにした方がよいと思いました。これでは再度の質問もできません。このようなやり方は極めて行政的というか、従来型の行政のやり方だと思いました。残念です。