大変長らく、ご無沙汰いたしまして申し訳ありませんでしたが、ガンバル日記を再開いたします。今年もよろしくお願いします。

私の今年の目標は、脱・談合、脱・不正、脱・ムダ、脱・前例主義、脱・無党派という5脱です。市政において、談合・不正を追及・一掃し、ムダをなくして税金を福祉・教育に振り向けていきたい、そのためには、議会などの前例主義にはとらわれず、大胆に行動していきたいと思います。

私も参加している市民の党は、既に、政治意識に目覚めた無党派市民(意識的無党派層)は有権者の2割くらいに達していると考えています。2割といっても投票率40%の選挙ならば、過半数を得て選挙に勝利できます。それは、私たち市民の党の仲間が、応援してきた千葉県知事の堂本暁子さんや広島市長の秋葉忠利さんや新潟参院補選で勝利した黒岩宇洋参議院議員新潟市長の篠田昭さんの選挙でも示せたと思っています。ですから無党派を超えて、政治意識に目覚めた市民が全国的なネットワークをつくり、政治を変えていく力を持てば、既成政党にかわり、本当の意味で市民の立場に立って官僚とたたかう「市民の政党」をつくれると考えます。それが“脱・無党派”の意味。

年々、国民に負担増だけが押し付けられ、大多数の庶民の生活が苦しくなる一方で、ほんの一握りの大金持ちだけが金融資産をどんどん増やしているような現状を許す政治がまかり通っています。この経済的2極化(貧富の格差)を是正しなければ、内需拡大による本当の景気回復にはつながりません。政治を変える市民の力が必要です。今年の7月には参議院選挙がおこなわれますが、永田町の外から政治を変える市民の新しい流れをつくるために、私も微力を尽くしたいと思います。ぜひ今年も皆さんのご支援・ご協力・ご参加をお願いします。

さて、1月中旬からの五十嵐の日程は以下の通りでした。

13日、市の「入札事件再発防止調査委員会」に再び公開質問状を出す。
14日、議会の「入札事件原因究明と再発防止調査特別委員会」で質問・追及。
15日、全国のボランティア選挙を担ってきた方々の新年会【16日】に出るために新潟へ
16日、総務部長と清掃事務所長逮捕の報を聞き、電話で各マスコミからの取材を受ける。
17日、立川へとんぼ返り、17日、18日、ニュース作成。
19日、総務部長逮捕に際しての議員全員協議会で質問・追及。
20日立川駅南口西側で朝の宣伝、ニュース配布。
21日、急きょ、非公開から公開になった市の「入札事件再発防止調査委員会」を傍聴。
23日、入札談合・汚職事件の取材を受ける。

総務部長の逮捕で、市の「組織ぐるみの犯行」であるということがさらに強くなりましたが、市の調査に対する姿勢は、身内や業者にはまだまだ大甘です。部長逮捕の直前の議会の特別委員会で、先に逮捕された元砂川支所長の岡部被告の初公判で、岡部被告が「予定価格を聞き出しては(業者に)教えていた」ということが検察官の冒頭陳述で述べられていたので、その「新事実」について私が質問すると、その初公判には課長2人を含む職員3人が傍聴していたにもかかわらず、そのことは聞いていなかったとのこと。一人で傍聴した私が確認できて、3人で傍聴している市側が聞いていないなんて…。それとも都合の悪いことは聞こえなかったのか?。翌々日の総務部長逮捕で「予定価格の漏洩」が明らかになり、市の調査への姿勢の甘さが露呈しました。

また、逮捕後の議員全員協議会(全協)で、助役は今までプライバシーの問題があるからと、私が何度も何度も原則公開を要求してきましたが、がんとして公開してこなかった市の調査委員会をあっさり公開すると答弁。なんだやっぱり簡単に公開できるんだ…。前契約課長の逮捕の時からはなぜできなかったの?。それは市民に隠したかったから?。それとも部長が逮捕されるまでは事件をあくまで個人のモラルの問題と軽く見ていたから?。と皮肉を言いたくもなります。

私は全協で、身内や業者に非常に甘く、逮捕された総務部長を調査委員会の副委員長に据えていた助役には調査委員会の委員長を辞して、入札談合事件などの追及経験のある市民オンブズマンの弁護士や大学教授、さらに公正取引委員会のOBなどを新たに加えて、その中の一人に委員長になってもらい、調査体制を抜本的に変えるべきと提案しましたが、市長や助役にその気は全くないようです。

21日、市の調査委員会を傍聴しましたが、助役が半分以上しゃべり、説明要員としての部課長・委員が補足説明をするだけ、他の委員から少し発言がありましたが、市の調査方針に対して対案を言う委員はおらず、行政主導の委員会でガッカリしました。とにかく、行政に入札談合・汚職事件の調査を任せられないとさらに感じました。