igaken502003-12-08


今日は6時45から立川駅南口西側のエスカレーター下で朝の宣伝。談合事件を特集したニュースを配布。芯から冷える約2時間。寒さのせいかいつもよりニュースが配れず、ちょっとガッカリしましたが、朝宣を終えて自転車にのぼり旗を立てながら帰る途中に「五十嵐さんがんばって」と声をかけられ元気回復。本当に励ましの言葉はうれしいものです。その後に本会議出席。議案審議をしましたが、重要案件はほとんどなく、委員会に付託され委員会審議になるものばかりなので、午前中に議会は終了しました。

さて、今日は、敬愛するジョン・レノンが死んでしまった日(1980年)であり、日本がハワイとマレーに奇襲攻撃をかけて破局に向かう戦争へと突入していった日(1941年)でもあります。ビートルズをこよなく愛し、ジョン・レノンからいろいろな影響をうけ、また、大学時代には日本近現代史を専攻していた私にとって、特別な日。毎年、ビートルズやジョン・レノンの曲を聞きながら、少しお酒を飲み、戦争のことなどを考えています。

ジョンがもし生きていたら、「湾岸戦争」、「911」を経ておこなわれた「アフガン戦争」「イラク戦争」をどう思い、どう行動するだろうか。また、どんな曲をつくるんだろう?。アメリカはベトナム戦争の過ちを何度も何度も繰り返しています。また日本も同じ過ちを繰り返していくのだろうか。1931年の柳条湖事件を発端とする満州事変、1937年の盧溝橋事件を発端とする日中戦争、1941年ハワイ・マレー奇襲攻撃を発端とする太平洋戦争という十五年戦争=アジア太平洋戦争によって、約2000〜3000万の諸国民や民族が殺され、その加害者たる日本も約310万人の国民が犠牲になっています。巨大な惨禍を招いた歴史の過ちから加害者にも被害者にもならないという反省のもとにできた平和憲法ではなかったのか。

明日、小泉首相は国民の声を無視してイラクへの自衛隊派兵を決める基本計画の閣議決定をするという。イラクのどこに非戦闘地域があるというのだろうか。小泉政権アメリカの間違った無謀な戦争に加担し、米英イラク占領軍の無策に追随してきた結果が2人の外交官の命を奪ったのではないのか。日本はNGOなどの非軍事民生の支援の可能性を探るべきであって、自衛隊イラクに行かせてはいけない。