今日も6時45分頃から朝の宣伝。立川駅北口東側のエスカレーターの下で昨日に引き続きニュースを配布。吐く息が白くなり本格的な冬将軍の到来です。何人から「がんばってね」と声をかけられると寒さもフッ飛びます。午後からは文教委員会を傍聴しました。

さて、とうとう、政府は、自衛隊イラクへ派遣=派兵する基本計画を閣議決定してしまいました。反対や慎重を求める圧倒的な国民世論を無視した決定には、本当に憤りを感じます。

まず、イラク特措法は、イラクにおける自衛隊武力行使を認めるもので、他国の領土における武力行使を禁止した憲法に明らかに違反するものです。私はイラク特措法自体に反対でしたが、そのイラク特措法でさえ、「自衛隊等の対応措置は非戦闘地域において実施し、武力による威嚇または武力行使にあたるものであってはならない」との基本原則があるはずです。

米軍やその協力者と見なされるものが連日のように攻撃され、日本の外交官もその犠牲になるなど多数の死傷者をだす中で、「イラクは戦争状態にあり、その全土が戦闘地域」と米軍が認めているように、今、イラクにはイラク特措法が想定しているような「非戦闘地域」はありません。しかもその戦闘地域に無反動砲や対戦車弾などの戦争を想定した重装備で行く。これが本当に人道支援活動になるのだろうか。米軍が何度も繰り返しているように、自衛隊イラクの民間人へ誤射したら…。また若い自衛隊員等の尊い命が犠牲になってもいいのだろうか。

現地を取材しているフリージャーナリストやNGOなどからは自衛隊の派兵がかえって治安悪化を助長することや軍隊は現地の人々に期待されていないことが指摘され、イラク人の雇用を生むような文民の支援活動の可能性を探るべきとの意見が多い。

改めて自衛隊イラク派兵には反対です。小泉首相に反対・抗議の声を!
首相官邸FAX03-3581-3883 内閣官房TEL03-5253-2111
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