イラクで米英軍やその協力国などのへの攻撃が激しくなる中、とうとう日本の外交官が犠牲になってしまいました。まず、亡くなられた2人のご冥福をお祈りしたいと思います。

この状態で自衛隊が派遣されれば、新たな犠牲者を出し、日本が標的とされる危険がさらに大きくなるのは必至です。そもそも、アメリカの間違った戦争に追随し、支持してきたこと自体が日本政府の大きな誤り。大量破壊兵器を隠し持っているからという口実でおこなわれたアメリカの爆撃(劣化ウラン弾などの卑劣な武器を使用)・戦争=大虐殺こそが暴力の連鎖を生み出しているのではないでしょうか。アメリカの戦争も占領も、日を追うごとに、道義は全くなく、平和や復興の展望がないということがはっきりしています。

今日は、2人の死者が出たにもかかわらず、自衛隊派遣の方針を変えようとしない小泉首相に対して自衛隊イラク派兵の中止を求める国会緊急行動に参加してきました。緊急の呼びかけで雨が降りしきる中でしたが、市民、宗教者、戦没者遺族、自治体議員など150人近くの市民が参加して、首相官邸に向けてシュプレヒコールをあげました。みなさん、いっしょに声をあげましょう。