【遅ればせながら、三宅洋平がとった票をちょっと分析してみた その2】 前代未聞、破格の17万6,920票 47都道府県の各得票数と得票率で見てみたら、こんな順位だった。
全国、47都道府県での三宅洋平がとった票とその得票率を見てみたら、得票率の順位は以下の表の通りになりました。
さあ、みなさんの住んでいる都道府県では三宅票がどのくらい出ていたのでしょうか?
相対得票率とは、候補者や政党の得票数を有効投票総数で割ったものでパーセンテージで出すために100をかけています(得票数÷有効投票数×100)。一方、絶対得票率とは、候補者や政党の得票数を有権者数で割ったもので、同じくパーセンテージで出すために100をかけています(得票数÷当日有権者数×100)。
ここでは、便宜上、相対得票率の順位を出してみました。
第1位は沖縄県。第2位は東京都。第3位は神奈川県。4位が京都府、5位が宮城県、6位が長野県、7位が山梨県、8位が岐阜県で、ここまでが全国平均の得票率より高いところです。
沖縄県と東京都が圧倒していますが、各順位を分析していくと、それなりの理由があるのでは中と思われます。
まず「選挙フェス」おこなわれたところかどうか。
また勝手連(ボランティアなど)の動きが大きかったところかどうか。
選挙前にマツリゴト・ファウンディング・パーティーがおこなわれたところかどうか。
選挙中に貼れる証紙つきのポスターがたくさん貼れたところかどうか。
選挙中に出せる公選ハガキがたくさん出せた地域かどうか。
などなど、いろいろな分析ができるでしょう。
【 選挙フェスがおこなわれた都市 】
7月9日、那覇・沖縄。(相対得票率1位)
7月4日、吉祥寺・東京。7月5日、新宿西口、新橋・東京。7月6日、渋谷ハチ公前・東京。7月14日、渋谷ハチ公前・東京。7月20日、渋谷ハチ公前・東京。(相対得票率2位)
7月7日、川崎、横浜・神奈川。(相対得票率3位)
7月15日、京都・京都。(相対得票率4位)
7月17日、仙台・宮城。(相対得票率5位)
7月11日、広島・広島。(相対得票率10位)
7月10日、福岡・福岡。(相対得票率12位)
7月15日、名古屋・愛知。(相対得票率14位)
7月16日、札幌・北海道。(相対得票率18位)
7月19日、柏・千葉。(相対得票率20位)
7月18日、大宮・埼玉。(相対得票率23位)
7月13日、大阪・大阪。(相対得票率25位)
7月12日、神戸・兵庫。(相対得票率32位)
こう見ると、選挙フェスがおこなわれた都市でも千葉、埼玉、大阪、兵庫が少し苦戦していますが、選挙フェスがおこなわれた都市の相対得票率は軒並み高いことがわかります。
やはり、候補者本人を直接見たというのは一票につながりやすいし、その人が周りに働きかけてくれている確率が高いと思われます。
少し考えるとあたりまえのことですが、やはり、選挙は「働きかけ」が強いところほど票が出ると言ってよいでしょう。
東京での票の出方を見ても、渋谷のハチ公前の3回を含めて4か所で6回の選挙フェスをおこない、実は公選ハガキを一番出したのも東京都内だったし、山本太郎候補との「相乗効果」を考えれば、全国で、沖縄に次ぐ2位の得票率であったのも頷けます。
ところで、長野や山梨や岐阜県で得票率が高いのはどうしてかわからないなぁ…。
わかる方教えてください。
【敬称略】
三宅洋平 都道府県 相対得票率 順位 (第23回参議院選挙2013年7月21日投票)
得票数 相対得票率 絶対得票率
全国 176970.480 0.3325% 0.1700%
1位 沖縄県 4980.244 0.9109% 0.4517%
2位 東京都 41952.968 0.7448% 0.3893%
3位 神奈川県 18239.395 0.4640% 0.2477%
4位 京都府 4077.178 0.3848% 0.1942%
5位 宮城県 3589.753 0.3837% 0.1883%
6位 長野県 3669.641 0.3751% 0.2101%
7位 山梨県 1371.783 0.3610% 0.1969%
8位 岐阜県 2879.915 0.3334% 0.1718%
9位 静岡県 4830.056 0.3162% 0.1575%
10位 広島県 3438.373 0.3037% 0.1479%
11位 高知県 908.799 0.3026% 0.1447%
12位 福岡県 5968.476 0.3007% 0.1450%
13位 岡山県 2199.422 0.2941% 0.1396%
14位 愛知県 8332.875 0.2757% 0.1416%
15位 熊本県 2052.769 0.2750% 0.1383%
16位 群馬県 2207.904 0.2718% 0.1362%
17 位 石川県 1336.491 0.2683% 0.1421%
18 位 北海道 6449. 345 0.2655%
0.1402%
19 位 富山県 1148.299 0.2643% 0.1283%
20 位 千葉県 6344.841 0.2598% 0.1253%
21 位 滋賀県 1500.920 0.2593% 0.1339%
22位 鳥取県 704.683 0.2560% 0.1461%
23位 埼玉県 7392.350 0.2508% 0.1257%
24位 山形県 1390.832 0.2489% 0.1463%
25位 大阪府 8966.684 0.2447% 0.1260%
26位 鹿児島県 1647.774 0.2428% 0.1181%
27位 岩手県 1426.565 0.2402% 0.1308%
28位 三重県 2016.768 0.2401% 0.1347%
29位 長崎県 1435.768 0.2376% 0.1235%
30位 宮崎県 1041.188 0.2327% 0.1117%
31位 福井県 783.359 0.2311% 0.1208%
32位 兵庫県 5330.931 0.2292% 0.1173%
33位 栃木県 1795. 568 0.2285% 0.1105%
34位 新潟県 2358.618 0.2263% 0.1208%
35位 香川県 941.464 0.2259% 0.1139%
36位 大分県 1082.612 0.2143% 0.1103%
37位 佐賀県 718.704 0.2071% 0.1049%
38位 島根県 697.692 0.2011% 0.1187%
39位 茨城県 2316.960 0.1995% 0.0958%
40位 奈良県 1174.592 0.1895% 0.1021%
41位 和歌山県 805.671 0.1827% 0.0964%
42位 山口県 1048.382 0.1804% 0.0881%
43位 福島県 1508.036 0.1796% 0.9323%
44位 徳島県 538.976 0.1744% 0.0828%
45位 秋田県 759.130 0.1558%
0.0839%
46位 青森県 784.367 0.1544%
0.0685%
47位 愛媛県 823.354 0.1453% 0.0696%
相対得票率は候補者や政党の得票数を有効投票総数で割ったもの。(得票数÷有効投票数×100)
絶対得票率は候補者や政党の得票数を有権者数で割ったもの。(得票数÷当日有権者数×100)
※山本、三宅候補の選挙にボランティアで携わったひとりとして、私なりの分析ですが【つづく】