2012年9月議会 こんな質問しました (その2)
9月議会の決算特別委員会おこなわれた質問や討論などの議事録です。
立川市では2003年10月に発覚した「水道工事をめぐる談合汚職事件」以後、談合ができないような入札・契約制度改革に取り組んで、工事や委託などの落札率が下がり、公共事業の値段が大幅に下がって、税金の節約につながっています。
2011年度の工事の平均落札率は、90.32%で、入札差金は約6億5,000万円。
委託事業の平均落札率は、89.03%で、入札差金は約8億4,500万円。
物品購入の平均落札率は、87.07%で、入札差金は約3,720万円。
合計で15億3,500万円以上の節約になっています。
また、「落札率低下による影響額」は、8年連続の行財政改革のナンバーワンで、2011年度は6億8,000万円を超えており、入札談合事件後の8年間で約47億9,000万円、約48億円の経費節約につながっています。
しかし、2011年度に入ってから、ある特定の業種の工事では高値落札が固定化して、「談合」が疑われる?!ような状況も生まれているため、談合や不正を許さないような更なる入札・契約制度改革を訴えました。
来年、2013年は談合事件から10年目を向える節目の年です。
競争性が働き「より良いものをより安く」というものが入札の基本です。
談合事件以前のような談合や不正がまかり通ることがないように、これからも全力を尽くしてまいります。市民の皆様のお力をお貸しください。
◆2012年9月議会 入札契約制度改革について 決算特別委員会 各款にわたる質問 (2012年9月11日)
◆入札契約制度改革について
○入札契約制度改革の成果について
○市内案件工事の平均落札率が高く、工事成績がやや低い傾向にあり、市外案件工事の平均落札率が低く、工事成績がやや高い傾向にあるのはなぜか
◆2012年9月議会 小中学校の普通教室空調工事や学習等共用施設や学校などの給排水衛生工事・空調工事における不自然な高値落札について 決算特別委員会 教育費についての質疑 (2012年9月14日)
◆2012年9月議会 2011年度立川市一般会計歳入歳出決算への反対討論 (2012年9月14日)