今日から6月議会が始まりますが、議案的には大きく争点になりそうなものはなく、今議会での最大の争点はやはり図書館への無理な民営化(指定管理者制度の導入)問題になりそうです。

「立川の図書館を考える会」の皆さんから「図書館のあり方について、市民の声を踏まえて十分検討することを求める陳情」も提出され、13日の文教委員会で審査される予定です。

五十嵐の一般質問は24番目で、6月6日の早くて午後4時ごろ、遅くて6時ごろと思われます(議会事務局に問い合わせを)。

今回は1、「立川市の図書館にできること」について 2、保育行政について 3、入札・契約制度の改革についての3点について質問します。ぜひ傍聴を!!

2008年 6月議会 一般質問 質問項目

1、「立川市の図書館にできること」について(教育委員会ではなく市長への質問)
(1)公共図書館の理念と存在意義について(図書館は何のためにあるのか)
(2)長中期的な視野に基づいた図書館政策について
(3)図書館職員の専門性について(組織され、地域に役立つ専門職集団こそ必要ではないか)
(4)753円という貸し出し1冊当たりのコストの考え方について
(5)「図書館見直し方針」の説明会での市民の声にどうこたえるのか
(6)「図書館見直し方針」は利用者や現場の声を過小評価し、総合的な検証・検討が不十分な方針であったことが否めないのではないか

2、保育行政について
(1)再び聞く、立川市における保育の官民格差について(保育の質、保育士の年齢構成、平均年齢、勤続年数、産休・育休取得数、労働条件、給与など)
(2)再び聞く、立川市の児童1人当たりの保育所運営コストが多摩26市や旧類似10市の中で低いのはなぜか
(3)私立保育園の保育士の待遇改善に市のできることは何か
(4)再び聞く、保育ニーズにこたえ、保育サービスの充実を図るためには立川市の児童1人当たりの保育所運営コスト自体を上げて保育への公的負担をふやすべきではないか
(5)公立保育園の存在意義について
(6)民営化ガイドラインについて

3、入札・契約制度の改革について
(1)2007年度の工事・委託・物品の平均落札率の推移と評価は?
(2)委託の当初契約の状況と課題は?
(3)物品の入札契約制度の進展は?