立川市にもある「天下り」⇒随意契約⇒高値落札(落札率99〜100%)

ファーレの中にある中央図書館や女性総合センターのビルの清掃や管理業務委託(立川市図書館等総合施設管理業務委託)は、第三セクターである立川都市センターに特命随意契約でおこなわれています。

この都市センターには、市の幹部職員OBが続々と再就職(「天下り」)をしていますが、落札率はほぼ100%。

今、話題の防衛省をはじめとした各省庁の官僚の天下りと不透明な随意契約による税金のムダ使いを連想してしまいそうですが、もともと上限価格である予定価格が4410万円と高額な業務委託ですから、競争性の働かない随意契約ではなく一般競争入札にすべきです。立川都市センターも一般競争入札に参加して、一番安い札を入れれば、もちろん落札できるわけですから…。柴崎図書館の閉館を論ずる前に当然やるべきことだと思いませんか?

以前から、このことを市議会で問題にしていますが、未だに、改革がなされていません。さて、清水庄平・新立川市長は2008年度からどうするのでしょうか。


立川市図書館等総合施設管理業務委託の落札率
年度    落札率    契約金額

2005    100%    4480万956円
2006    100%    4410万円
2007    99.0%    4365万9000円


市幹部職員の都市センターへの再就職【天下り (2006年7月時点)

      市退職時の役職   在任期間

A氏      助役      1991年3月〜95年6月
B氏      助役      1995年6月〜2000年3月
C氏      助役      2000年3月〜2004年6月
D氏     企画部長     2004年6月〜
E氏    生活経済部長    1994年6月〜95年6月
F氏     総務部長     1995年6月〜2000年6月
G氏     教育次長     2000年6月〜2002年6月
H氏    福祉保険部長    2004年6月〜
I氏     防災課長     1998年4月〜2001年5月
J氏    建設部管理課長   2001年6月〜2004年5月
K氏     総務課長     2004年6月〜

※再就職の役職は、立川都市センターの取締役、代表取締約専務、常勤監査役、非常勤監査役、取締役事業第二部長、事業第二部長調整課長などです。